2020年  日々雑感

 8月12日

 驚いた‼️

 2020年1月3日の70歳の誕生日に、「絵ピソード」を完結したと思ったら、すぐコロナが起きた。というか、すでに前年末に起こっていた、中国の武漢で。ただほとんどの人が2020年1月3日の時点では知らなかっただけ。

 「世界が強欲資本主義段階になって、貧富の差が広がり、あちこちでテロの起こる時代になった。今こそ革命の時ではないか?」と「絵ピソード」の最後に書いたら、なんと起こった、世界同時革命が❗️コロナによる感染爆発によって❗️

 2020年8月12日水曜日時点において、世界全体の感染者数2009万2855人、死者は75万人に達した。日本のこれまでの感染者数は、5万377人で、死者は1074人。何故かアジアではインド、イランなどを除けば感染者は少なく、欧米の被害が甚大だ。ワクチンも特効薬もなく、その影響は今後数十年に渡って長期化するとの予測もあり、人類は息の長い対応を迫られるだろうとの記事が、8月12日付の岩手日報に載った。

 「2020年3月で、私の46年に及ぶ長い教員生活が締めくくられる」、2月末に学年成績も出し、「やれやれあと3月を残すのみだ」と思っていたら突然日本全国の小中高等学校を3月いっぱい休校にするとの政府のお達し。3月1日からプッツンとお休みになり、そのまま教職員、生徒の皆さんに挨拶もできずに退職となった。

 全国の学校現場は大混乱。保護者も恐慌をきたしたが、コロナ感染を封じ込めるためという錦の御旗には従うしかない。さらに4月7日から5月6日までの1ヶ月と期限を切った緊急事態宣言が出された。「密集、密閉、密接」の3密を避け、ソーシャルデスタンスをとって2メートル以上は他者に近づかないこと。不要不急の外出を避け、なるべくステイホームを守りましょうという行動指針が出された。

 国民の自粛生活が功を奏し感染者の数が減ったが、緊急事態宣言が解除され、さらに国の経済活動重視政策への転換によって、国民はどっと外に出始め、7月からまた感染者数は増加に転じた。その頃政府のGo  to トラベルキャンペーンが打ち出された。外国からのインバウンドがほとんど0になったため、国民に国内旅行を推奨しその費用の一部を国が負担するという政策だ。連日300人以上の感染者を出している東京都が異議を唱えると、東京在住者は適用外として見切り発車。都知事からアクセルとブレーキを同時に踏んでいると批判されても、とにかくGO‼️

 もともと国民のためになる政治など考えていない政権であることはわかっていたが、まさかこの大事の時、ここまでの無能ぶりを発揮するとは思わなかった。世の中からマスクというマスクが消えてしまった時、政府が打ち出したのは布マスク2枚を全世帯に配布するという、いわゆるアベノマスク政策。しかもその手続きを任された事業所の中には正体不明のペーパーカンパニーもあって、、、466億円という気の遠くなるようなお金を使って、子ども用❓としか思えない小さい昭和布マスクで、しかも届いて見たら不良品というお粗末ぶり。配布も大幅に遅れて、世の中に再びマスクが流通し出した頃にやっと届いた。こんな危急の時ですら、お友達を儲けさせる気遣いは変わらない。森友問題や加計問題、桜を見る会と首尾一貫している。

2020年  日々雑感

 8月28日

 コロナの第2波がピークを打った8月末、安倍総理が、第一次政権に続いてまたもや政権を投げ出し辞任した。潰瘍性大腸炎(クローン病)が再発し、もはや特効薬も効かなくなった、ということだが、普通の国民から見ればそんな難病を抱えた人間が一国の総理大臣の重責を担えるわけがないのだからやっぱりね、と思うだけだ。いくらバカ殿でも、感染症によるこの世界的な危機の時、奸臣の言うがままに、使えないマスクを配って大金を浪費し、民の嘲笑を買ったことは大きなストレスだったろう。

 しかし、総理大臣ともあろう人間が、第二次の政権の始まりからスキャンダルまみれで、誠実さのかけらもなく、平気で嘘をつき、恬として恥じない姿を満天下に晒し続けて、戦後最長政権記録をたてましたなどとおだてられ、このままさらに来年の9月まで任期いっぱい総理の椅子にしがみつき、あわよくばコロナも抑えてオリンピックの開催を実現したということになったら、そちらの方が驚く。

 やはり、汚辱にまみれた政治の世界で、完全に良心は麻痺していても、体には一部まともな部分が残っていて、それが悲鳴をあげたのだろうと納得する。「小さなことに忠実な人は、大きなことにも忠実である」。聖書の一節にある言葉だが、逆にいうとモリカケサクラなどの問題に責任者として真摯に取り組めない人は、当然コロナなどという大問題に向き合えるはずはなく、となれば都合よく持病が悪化して総理の椅子から転がり落ちることになるのだ。

 上から下まで金太郎飴みたいにムラ意識が蔓延って、正当なリーダーシップの存在など望むべくもない日本では、次に誰が総理大臣になろうとも、どんな政党が政権を握ろうとも、政治は腐敗し続けるだろう。何より天下り官僚が跋扈する日本政治最大の病巣は除去できない。

 だから日本はこのまま粛々と少子化、人口減少が続き経済が衰退して、国民一人当たりGDPの世界順位26位にシンクロするGDP世界20位くらいまで落ちるのを座して待つしかないだろう。先進国サミットなど縁のない中等国になって極東の災害列島として健気に生きていくのが本来の日本のあるべき姿なのではないか。GDP世界3位などと言って大きな顔をしているうちは、利権に群がる強欲な者どもに税金を無駄遣いされるだけ。

 今回のコロナ対策も、中小企業向けの持続化給付金769億円が、一般社団法人サービスデザイン推進協議会に事務委託され、それが749億円で電通に再委託されている。中抜きで20億円を掠め取った一般法人サービスデザイン推進協議会とは?官僚の天下り先の特殊法人である。Go  to  キャンペーン事務委託費3095億円もしかり。ことほど左様に全ての補助金、事業費の一部は癒着と中抜きで何処かに消えていると言っても過言ではないという日本の政治実態に、呆れて開いた口が塞がらない。

 コロナ対策の第一次補正予算2兆3176億円。6月12日に決まった総額31兆9000億円の第2次補正予算。さらにすごいのは半分の使途が不明のまま決まった予備費10兆円である。これには識者から憲法違反であるという批判も出ている。政治家、官僚、財界人の一部がこれらの金に群がり私腹を肥すのは明白だ。これはもはや犯罪ではないのか?どさくさ紛れに国民の目をかすめての火事場泥棒ではないのか?これを主導しておいて、持病悪化、はい総理大臣を辞職しますと言って通るのか。

2020年 日々雑感

 9月5日

コロナ禍の緊急事態宣言が出された2020年4月、2人以上の世帯の「消費支出」は11、1%減。5月は16、2%減。ところが6月はなんと1、2%減に急速に戻した。家事、家具用品27、4%増、住宅6、5%増、エアコン、パソコン、テレビも増えている。さらに勤労者世帯の実収入は、4月0、9%増、5月9、8%増、6月15、6%増となっている。ほんとなの?数字を改竄したのでは?いえいえ、国民一人一人に10万円をばらまいた定額給付金に効果があったということらしい。コロナ対策に唯一効果があったのは、この定額給付金だったと言われている。ばらまき手法は政府与党の悪しき慣例だが、今回の定額給付だけは良いばらまきだったらしい。

 国民一人一人、在住外国人や在外邦人にまで配った金10万円也。このニュースは「日本は社会主義国か?」と世界を驚かせた。これは図らずも世界的議論を巻き起こしているベーシックインカムの壮大な実験になったと言える。ベーシックインカムとは、文字通り基本的な収入を国民全てに保障するという制度である。これによりワーキングシェアが可能になり、1日の労働時間は4、5時間、当然過労死とは無縁な、失業者のいない経済社会が実現される。現在の強欲資本主義を終わらせ、温暖化と環境破壊をストップし、かけがえのない地球の、限りある資源を分け合い共生する、格差のない社会の到来の前提となる「ベーシックインカム」。この実現はもはや遠い未来のことではないということを実感した。そしてこれこそが「人々は能力に応じて働き、必要に応じて分配される」という共産主義社会のことで、原始共産主義社会の終わりから1万年後のバージョンアップした共産主義社会であり、人類が生き残ることのできる唯一の社会の形である。

2020年コロナ雑感

 その4



 

 

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