70 強欲資本主義

2021年10月19日 09:32

失われた平成の30年間

 平成の30年間は「失われた30年」と言われています。いったい全体日本のなにが失われたのでしょうか。失われたものはそのものズバリお金です。国民のお金、国民一人あたりのGDP、つまり私たち日本国民の収入が失われたのです。多数の日本国民が雪崩を打って貧困化したのが平成の30年間でした。

 1989年(平成元年)から2002年(平成14年)までの日本の国民一人当たりのGDPは世界第2位から第8位までのあたりを行ったり来たりしていました。しかし、2003年(平成15年)に、初めての二桁11位になり、2007年(平成19年)にはなんとたった4年間で世界24位にまで落ちました。さらに2017年、2018年(平成29、30年)には過去最低の28位にまで下がりました。平成30年間で世界ランキング2位から28位にまで転落した日本国民の一人あたりGDP、収入、つまりお金。まさに日本国民にとって平成時代は「失われた30年」だったのです。

 しかし自然現象ではないのですから失われたのではなく失ったのです。ではいったい誰が日本国民の収入を失って貧しくさせたのか特定してみましょう。2000年4月から2006年9月まで政権の座にあって、国民の収入を2000年の世界2位から2006年世界21位にまで引きずり落としたのは小泉純一郎です。彼がまず第一の元凶でしょう。自民党をぶっ壊すと国民を騙し、実の所は国民の生活を完膚なきまでにぶっ壊した小泉純一郎は絶対に許せない第1の政治家です。

 そして国民の収入を2014年過去最低の世界28位にまで転落させたのは誰でしょう。2012年12月から2020年の8月まで長期に亘り政権の座にあって、その間自己のスキャンダルを揉み消すために118回も国民に対して嘘をつきながら恬として恥じなかった厚顔無恥な安倍晋三です。戦後最長政権になんのために居座ったのか。スキャンダル数のチャンピオンを目指したとしか思えません。

 そして彼らを総理大臣の座につけた自民党と公明党の責任はどこまでも追求すべきでしょう。もちろん2009年9月から2012年12月まで政権交代で政権を握った民主党の責任も当然あります。野田佳彦総理大臣がマニフェストにもない消費税8%の値上げの道筋に合意したときは、国民に対するあまりの裏切りに空いた口が塞がりませんでした。まさに国民にとって野田佳彦は悪夢でした。口を開けば「悪夢の民主党政権」といって、たった3年数ヶ月だけの政権に責任転嫁する安倍晋三は見苦しい限りですが、悪夢を見たのは安倍晋三ではなく国民です。民主党政権の自滅によって再び政権の座に返り咲いたのだから安倍晋三は「棚からぼた餅を落としてくれたありがたい民主党政権様」というべきでしょう。小泉純一郎の新自由主義を受け継ぐアベノミクスとやらで国民をさらに貧困の淵に追いやった安倍晋三は、都合が悪くなると悪化する便利な持病で、コロナ禍の中でまたもや政権を投げ出した無責任で最低の政治家です。小泉純一郎と安倍晋三は「失われた30年」のA級戦犯ですので靖国神社に祀ってあげましょう。2人とも靖国神社が大好きなようですから。

 さて、新自由主義経済を標榜して、全ては自己責任として弱者を切り捨て、あからさまな金持ち優先の政策に奔走する腐敗しきった自民党政権に、日々生活が苦しくなる一方の日本国民はなぜ怒りの声を上げないのでしょうか。平成21年には退職金が約1000万円減らされ、定年まで営営と働いても月約15万の年金しか貰えないという事態が起こってるのに、黙ってそれに甘んじているのはなぜ?月15万の年金では暮らせないぜ、2000万の貯蓄が最低限必要だってさ、などどアベノミクスで大儲けした財務大臣麻生太郎に言いたい放題言われても、なお沈黙している日本国民ってバカなの?

 ひょっとして、この強欲資本主義時代に「清貧の思想」にかぶれた日本人はついていけないのではないでしょうか。宮沢賢治の「欲はなく決して怒らず」という生き方を日本人は善しとしているのでは❓「清く貧しく美しく生きる」のが人間らしい生き方だと、強欲資本主義に追随することを無意識のうちに拒んでいるのでは❓日本以外の先進国は皆経済成長していると❓いやいやそうではない。大多数の人から収奪した富を一握りの人間に集中させているだけだ。強欲資本主義の仕組みなどは早晩崩壊する。足るを知り、分け合えば、100億人でもこのかけがえのない地球で共存できるはず。地球を守り、異常気象をストップさせ、持続可能な世界を作ろうと、日本国民は一億総「足るを知る」生き方をしているのでは❓

 それともやっぱりただのバカなマゾヒスト⁉️

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