なんでかぐや姫っていうの❓

2021年01月29日 09:02

かぐや姫とは製鉄国のお姫様という意味

 孫に日本昔ばなしを読んであげることがよくあります。昨日は『かぐや姫』の本を選んできました。「どうしてかぐや姫と呼ぶの?」「竹の中で輝いていたから?」。さて、「かがやく」と「かぐや」はよく似た語音です。しかしよく考えてみると、「かがや姫」「かがやく姫」ではなく「かぐや」です。実はまったく輝くという意味とは異なることがわかります。

 実は、「ガ」は「ガルダ」、「砕く」「研ぐ」ことを表す短縮語。「グ」は「焼く」の意の「グブダ」の語幹です。「ヤ」は国、つまり「ガグヤ」は「製鉄国」を表す古代韓国語になります。ガグヤが清音化して「かぐや」。従って「かぐや姫」は「製鉄国のお姫様」という意味になるのです。かぐや姫の帰った月は「月城」のこと。古代韓国の新羅の首都徐羅伐(ソラボル)の王宮です。つまりかぐや姫の正体は、2世紀に日本に渡来した新羅王子天之日矛の子孫で鉄の親分、そして山岳仏教の祖である役行者の長女大姫で、新羅第32代の聖徳王と結婚しました。異国での王妃の勤めの重圧により病を得、後に出宮(離婚)しています。

 今BSテレ東で、韓国ドラマ「善徳女王」を放映しています。善徳女王は7世紀前半に在位した新羅の女王で、朝鮮初の女王です。7世紀といえば日本に持統皇后がいました。役行者は持統の兄多臣品治の息子なので持統の甥にあたります。多臣品治も日本の鉄の親分で、天皇になってもふしぎではない身分でした。ドラマ「善徳女王」は、ちょうど今日が最終回です。新羅は名だたる製鉄国。6世紀に、朝鮮で最も高い製鉄技術を持った伽耶諸国を支配下に置いたことで新羅の製鉄技術はいっそう水準が上がりました。

 六つの伽耶諸国の中でも、砂鉄ではなく鉄鉱石で製鉄を行うことができた金官伽耶国の建国者はキム・スロ。その異父弟イジンアシは大伽耶を建国しました。イジンアシはその妹と日本に渡来し、日本建国神話の主人公イザナギ、妹はイザナミとなります。

 善徳女王は智証王以来の悲願である三韓一統を前進させた女王であり、女王の盟友キム・ユシンとその甥文武大王ホムビン、善徳女王の甥キム・チュンチュがそれを実現させました。キム・ユシンはキム・スロの直系子孫で、キム・スロの宝剣こそが草薙の剣(日本の天皇の即位に不可欠の三種の神器の一つ)です。

 孫に「かぐや姫って製鉄国のお姫様という意味なのよ」といっても始まらないし、、、。このことを知っている日本人がどれだけいるのかと考えると、自分の国のルーツも知らずして、これでいいのか日本と叫びたくなります。

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