高市岡本宮御宇天皇代
天皇登香具山望國之時御製歌
2、山常庭村山有等取與呂布天乃香具山騰立國見乎為者國原波煙立龍海原波加萬目立多都怜憾國曽蜻嶋八間跡能國者
従来訓
天皇のみよみませる御製歌(おほみうた)
天皇の香具山に登りまして望国(くにみ)したまへる時にみよみませる御製歌(おほみうた)
2、大和には 群山(むらやま)あれど とりよろふ 天(あめ)の香具山 登り立ち 国見をすれば 国原は 煙(けぶり)立ち立つ 海原は 鴎(かまめ)立ち立つ うまし国ぞ 蜻蛉島(あきつしま) 大和の国は
真の歌意
大和には多くの山がある。中でも多くの鳥の棲む天の香具山に登り国見すると、飛鳥の民家の竈門から煙が立ち上っているのが見える。大和と百済の両か国は、なんと素晴らしい鉄づくりの国であろうか。本当に良い国だ。鉄づくりの大和は。
これは不思議な歌である。ほとんど日本語で詠まれた歌の中で「取与呂布」「加万目」「怜憾国」の三語だけ韓国語もしくは韓国風に詠まれているのだ。舒明天皇は628年皇位につき、641年崩御している。『日本書紀』は舒明天皇が「百済宮」で崩御したと明記。葬儀を「百済大殯」というとしている。百済第30代武王は600年即位、舒明と同じく641年崩じている。舒明と武王は同一人物だった。